再び「奄美大島」へ行ってまいりました。 その①
先日14日から16日まで再び、「奄美大島」へと行ってまいりました。
中孝介さんの「ゆえゆらい」コンサートとタンカン探し、そして何よりいろんな方に出逢うため、行ってまいりました。着いたその日はコンサートと皆さんにお会いする事のみに徹し、観光とタンカン探しは2日目からとなりました。
さて、いよいよ出発です。前回来島したときは、島中南部の東側(住用・瀬戸内)を廻ったので、今回は反対側へと向かうことにしました。
ところで、旅先でのレンタカーにはやはりカーナビが必需品です。今回も利用したのですが、レンタカー会社の方が今回も使い方の説明してくださらず、だいたい分かるだろうと発進。
見て下さい。こういった言葉も出てくれるんですネ。ちなみにこのナビ君、なかなかのくせ者で、検索すると「奄美市」と「名瀬市」という言葉が混在するというちょっとオールドタイプ。このあと何度かこのナビ君と喧嘩するとは思ってもいませんでした。
最初に行ったのは、やっぱり海を見ておかなくちゃということで「大浜海岸」へと行ってまいりました。まぁ、天気も良くないし風もあるのでちょっと荒れてます。でも、前回よりかは穏やかです。
ほら、太陽だってちょっと出てきてくれましたし。
海が穏やかだけど、浜辺にはいろんな物が打ち上げられています。
こんな可愛らしい貝もあれば…
ウニの殻だって落ちてます。なんだかこれもかわいいですネ。
さて、今日は「国直」の方へ行って「フクギの小道」に行ってみようってことで、着きました。駐車場らしきところへ車を停め、近くの原っぱにこんなかわいいスミレが咲いていました。
名前はたぶん「リュウキュウコスミレ」。
こちらが「国直海岸」です。いつもはもっと穏やかだそうですよ。
ふと、足元を見下ろせばたくさんの珊瑚のカケラ。浜辺によってその砂浜の様子って違うんですネ。ここは珊瑚や貝が多いから歩くとサクサクと鳴ります。
少し歩くとまたちょっと違う感じ。
ここらでちょっと一休み。「喫茶・工房てるぼーず」さんで休憩です。
ミルクティーをお願いすると「黒糖かりんとう」と「タンカン」も出してくださいました。
窓の外には海が見えます…。
ふと別の窓を見ると鳥がタンカンを食べに来てます。何ていう鳥だろう?
こちらの工房の裏手には「フクギの小道」がありまして、中さんのアルバム「絆歌」のジャケット写真にも使われています。なのでお店にも中さんファンの方が何組かいらしていました。
こちらがその小道の始まり。
角を曲がるとこんな感じの小道になっています。
なんだか小道って言うより…アーチみたい。
フクギの葉っぱはこんな感じ。
少しだけど花も咲いていました。
この小道全部の花が咲くとまた、キレイでしょうね…。
小道を抜けると家が並んでいます。あれはなんだろう?倉庫のような物ですかね?今も使われているのかな…。
少し、歩いてみましょうか。
やはり暖かいから、菜の花も咲いています。
あるお宅の石垣。後で知ったのですが、珊瑚でできているそうですよ。
この写真じゃ分かりにくいんですけどね、等間隔に大きな貝殻も飾られています。
おや?この子はなんていう木の実なんですかね?カワイイので撮ってみました。
この写真、ほんとはもっとステキなものになるはずだったんです。この道の向こうには青い海が見えるんです。でも、写真じゃ真っ白です。なので、来島された際に一度、ここから海を見てみてください。
とってもきれいです。
国直あとにして、先に進みます。次に向かうは「マテリアの滝」。
こちらの海は…確か…大和村近くの海だったかな?
そしてここで、ナビ君と一度目の喧嘩。看板では「マテリアの滝」の矢印がでてるのにナビ君は直進を勧めます。ナビ君に従って真っ直ぐ行くとなんだかかなり遠回りっぽい。なので地図で確認するとやっぱり遠回り。
引き返して、看板頼りで行くことにしました。
「奄美フォレストポリス」というところの近くに滝はあります。滝近くの駐車場に車を停めていざ滝へ。
こちらは違いますよ。
車を停めるとすぐ脇にこんな花が咲いてました。
名前は多分「リュウキュウバライチゴ」です。
ちゃんと名前の由来も書いてくださってます。
では、滝へと向かいましょうか。
こんな道を歩いております。
けっこう、鬱そうとした森の中です。滝の下流なのですが、いろんなところからも水が流れてきています。
そしてこちらば、「マテリアの滝」です。せめて今だけ、光が差し込んでくれないかな?と空を見上げたのですがやっぱり霧雨。
でも、少しだけ明るくなって水面も輝いてくれました。
あまり足場が良くないのでここは退散します。来た時も気になってたのですが。花がココにも咲いています。誰もいないけど、ひっそりと華やかに咲いています。
この子は…「アマミセイシカ」という木でしょうか。それとも「サクラツツジ」かな?
連日の雨で、川は水量が多いようです。
そして、ここからナビ君と2度目の喧嘩勃発。
瀬戸内の方に行きたいなぁと思っていたんです。先に進みたい私に対して、それに逆行するかのような地図を出すナビ君。仕方なく、「瀬戸内」ではなくココから近い「宇検村」を指定。するとナビ君も納得で地図を出してくれました。が、やっぱりちょっと遠回り。仕方なくしたがって山道を下るのですが、一向にたどり着かず。あんまりにも着かないのでナビ君に逆らって自分の地図を見て違う道に入ったんです。
皆さん、一人で山道を運転するときはナビに従うか、なるべくひと気があるか大きな道を選びましょう。
あきらかに対向できないであろう道で、しかも今日私以外この道走った?という道を走ってしまいました。ようやくナビ君が示した道に出たとき、近道だったのでしょうが、なんだか疲労困ぱいしてしまいました…。そして、対向車がなんだか嬉しかった…。
海沿いの道に出てしばらく走っていたのですが、疲れたのでちょっと休憩。
するとこんな景色が。
以前、mifuriさんにお会いしたとき「行きゅんにゃ加那」という島唄を教えていただきました。この唄は愛しい人が行ってしまうという別れの唄なのですが、歌詞の中に「立神の沖で鳴いている鳥。あれは愛しい人の化身です。」という所があります。ちょっと写真じゃ見にくいですネ。きっとこの岩は「立神」ではないと思うのですが、まるでその唄のような情景になんだか、見とれてしまいました。
しばらく走ってますとすごい断壁。おもわず車を脇に停めて、窓から一枚。
しかし、だんだん「瀬戸内」まで行くことに心が折れてきてしまい、ここから名瀬に向かって帰ることに。
でも、ここ…どこ?多分…「今里」あたりです。
何度か休憩を入れつつ走ってます。ココは…そうここが「宇検」の港だったように思います。違ってたらスミマセン…。
「宇検村役場」の前を「住用・名瀬」方面へと曲がり、ハイビスカスロードへ。
するとなんと、出逢ってしまいました!!
なんとも見事なサクラ!!
その木の袂に一つだけ咲いていた「ハイビスカス」。
二つの花に、癒されました…。
「緋寒桜」って「紅梅」みたいな色しているんですネ…。
でも、雨に濡れて頭が重そうです。
下にもこんなに散ってしまってます。
心折れて帰ってきちゃったけど、でもいい出会いもありましたネ♪
「住用」に入った頃でした。そういえば「タンカン」を買うのを忘れているじゃないか!!ということで「タンカン農園」さんのお店にふらっと入りました。持って帰れないのでユウパックで自宅に送ってもらいます。
するとお店の方が良かったらと売り物にならないタンカンとデコポン下さいました。しかもかなりの量を。
…どうしよう…。ってことで、物凄く申し訳ないのですが、帰りに伺う予定だった「つむぎのにし」さんでいくらか貰って頂くことに。ほんとに、ありがとうございました。左が「タンカン」、右が「デコポン」です。「タンカン」やっぱり美味しいです!!
食べ物に目ざとい私は西さんのお店に飾ってあった野菜に目が行き、ついには頂いてしまいました。名前は「せんなり」。お漬物にすると美味しいそうです。こちらもほんとにありがとうございました。
さっそく頂きますネ!!
今回、ある程度ここに行こうかな…とは思っていたのですが、予定をほとんど決めていませんでした…。やっぱり危険ですネ、ちゃんと下調べしなきゃ。でも、また忘れちゃうんだろうなぁ…。
とてもキレイな所だし、喉かな感じなのに、一人でなかなかスリリングな一日を味わっていたのでした…。
中孝介さんの「ゆえゆらい」コンサートとタンカン探し、そして何よりいろんな方に出逢うため、行ってまいりました。着いたその日はコンサートと皆さんにお会いする事のみに徹し、観光とタンカン探しは2日目からとなりました。
さて、いよいよ出発です。前回来島したときは、島中南部の東側(住用・瀬戸内)を廻ったので、今回は反対側へと向かうことにしました。
ところで、旅先でのレンタカーにはやはりカーナビが必需品です。今回も利用したのですが、レンタカー会社の方が今回も使い方の説明してくださらず、だいたい分かるだろうと発進。
見て下さい。こういった言葉も出てくれるんですネ。ちなみにこのナビ君、なかなかのくせ者で、検索すると「奄美市」と「名瀬市」という言葉が混在するというちょっとオールドタイプ。このあと何度かこのナビ君と喧嘩するとは思ってもいませんでした。
最初に行ったのは、やっぱり海を見ておかなくちゃということで「大浜海岸」へと行ってまいりました。まぁ、天気も良くないし風もあるのでちょっと荒れてます。でも、前回よりかは穏やかです。
ほら、太陽だってちょっと出てきてくれましたし。
海が穏やかだけど、浜辺にはいろんな物が打ち上げられています。
こんな可愛らしい貝もあれば…
ウニの殻だって落ちてます。なんだかこれもかわいいですネ。
さて、今日は「国直」の方へ行って「フクギの小道」に行ってみようってことで、着きました。駐車場らしきところへ車を停め、近くの原っぱにこんなかわいいスミレが咲いていました。
名前はたぶん「リュウキュウコスミレ」。
こちらが「国直海岸」です。いつもはもっと穏やかだそうですよ。
ふと、足元を見下ろせばたくさんの珊瑚のカケラ。浜辺によってその砂浜の様子って違うんですネ。ここは珊瑚や貝が多いから歩くとサクサクと鳴ります。
少し歩くとまたちょっと違う感じ。
ここらでちょっと一休み。「喫茶・工房てるぼーず」さんで休憩です。
ミルクティーをお願いすると「黒糖かりんとう」と「タンカン」も出してくださいました。
窓の外には海が見えます…。
ふと別の窓を見ると鳥がタンカンを食べに来てます。何ていう鳥だろう?
こちらの工房の裏手には「フクギの小道」がありまして、中さんのアルバム「絆歌」のジャケット写真にも使われています。なのでお店にも中さんファンの方が何組かいらしていました。
こちらがその小道の始まり。
角を曲がるとこんな感じの小道になっています。
なんだか小道って言うより…アーチみたい。
フクギの葉っぱはこんな感じ。
少しだけど花も咲いていました。
この小道全部の花が咲くとまた、キレイでしょうね…。
小道を抜けると家が並んでいます。あれはなんだろう?倉庫のような物ですかね?今も使われているのかな…。
少し、歩いてみましょうか。
やはり暖かいから、菜の花も咲いています。
あるお宅の石垣。後で知ったのですが、珊瑚でできているそうですよ。
この写真じゃ分かりにくいんですけどね、等間隔に大きな貝殻も飾られています。
おや?この子はなんていう木の実なんですかね?カワイイので撮ってみました。
この写真、ほんとはもっとステキなものになるはずだったんです。この道の向こうには青い海が見えるんです。でも、写真じゃ真っ白です。なので、来島された際に一度、ここから海を見てみてください。
とってもきれいです。
国直あとにして、先に進みます。次に向かうは「マテリアの滝」。
こちらの海は…確か…大和村近くの海だったかな?
そしてここで、ナビ君と一度目の喧嘩。看板では「マテリアの滝」の矢印がでてるのにナビ君は直進を勧めます。ナビ君に従って真っ直ぐ行くとなんだかかなり遠回りっぽい。なので地図で確認するとやっぱり遠回り。
引き返して、看板頼りで行くことにしました。
「奄美フォレストポリス」というところの近くに滝はあります。滝近くの駐車場に車を停めていざ滝へ。
こちらは違いますよ。
車を停めるとすぐ脇にこんな花が咲いてました。
名前は多分「リュウキュウバライチゴ」です。
ちゃんと名前の由来も書いてくださってます。
では、滝へと向かいましょうか。
こんな道を歩いております。
けっこう、鬱そうとした森の中です。滝の下流なのですが、いろんなところからも水が流れてきています。
そしてこちらば、「マテリアの滝」です。せめて今だけ、光が差し込んでくれないかな?と空を見上げたのですがやっぱり霧雨。
でも、少しだけ明るくなって水面も輝いてくれました。
あまり足場が良くないのでここは退散します。来た時も気になってたのですが。花がココにも咲いています。誰もいないけど、ひっそりと華やかに咲いています。
この子は…「アマミセイシカ」という木でしょうか。それとも「サクラツツジ」かな?
連日の雨で、川は水量が多いようです。
そして、ここからナビ君と2度目の喧嘩勃発。
瀬戸内の方に行きたいなぁと思っていたんです。先に進みたい私に対して、それに逆行するかのような地図を出すナビ君。仕方なく、「瀬戸内」ではなくココから近い「宇検村」を指定。するとナビ君も納得で地図を出してくれました。が、やっぱりちょっと遠回り。仕方なくしたがって山道を下るのですが、一向にたどり着かず。あんまりにも着かないのでナビ君に逆らって自分の地図を見て違う道に入ったんです。
皆さん、一人で山道を運転するときはナビに従うか、なるべくひと気があるか大きな道を選びましょう。
あきらかに対向できないであろう道で、しかも今日私以外この道走った?という道を走ってしまいました。ようやくナビ君が示した道に出たとき、近道だったのでしょうが、なんだか疲労困ぱいしてしまいました…。そして、対向車がなんだか嬉しかった…。
海沿いの道に出てしばらく走っていたのですが、疲れたのでちょっと休憩。
するとこんな景色が。
以前、mifuriさんにお会いしたとき「行きゅんにゃ加那」という島唄を教えていただきました。この唄は愛しい人が行ってしまうという別れの唄なのですが、歌詞の中に「立神の沖で鳴いている鳥。あれは愛しい人の化身です。」という所があります。ちょっと写真じゃ見にくいですネ。きっとこの岩は「立神」ではないと思うのですが、まるでその唄のような情景になんだか、見とれてしまいました。
しばらく走ってますとすごい断壁。おもわず車を脇に停めて、窓から一枚。
しかし、だんだん「瀬戸内」まで行くことに心が折れてきてしまい、ここから名瀬に向かって帰ることに。
でも、ここ…どこ?多分…「今里」あたりです。
何度か休憩を入れつつ走ってます。ココは…そうここが「宇検」の港だったように思います。違ってたらスミマセン…。
「宇検村役場」の前を「住用・名瀬」方面へと曲がり、ハイビスカスロードへ。
するとなんと、出逢ってしまいました!!
なんとも見事なサクラ!!
その木の袂に一つだけ咲いていた「ハイビスカス」。
二つの花に、癒されました…。
「緋寒桜」って「紅梅」みたいな色しているんですネ…。
でも、雨に濡れて頭が重そうです。
下にもこんなに散ってしまってます。
心折れて帰ってきちゃったけど、でもいい出会いもありましたネ♪
「住用」に入った頃でした。そういえば「タンカン」を買うのを忘れているじゃないか!!ということで「タンカン農園」さんのお店にふらっと入りました。持って帰れないのでユウパックで自宅に送ってもらいます。
するとお店の方が良かったらと売り物にならないタンカンとデコポン下さいました。しかもかなりの量を。
…どうしよう…。ってことで、物凄く申し訳ないのですが、帰りに伺う予定だった「つむぎのにし」さんでいくらか貰って頂くことに。ほんとに、ありがとうございました。左が「タンカン」、右が「デコポン」です。「タンカン」やっぱり美味しいです!!
食べ物に目ざとい私は西さんのお店に飾ってあった野菜に目が行き、ついには頂いてしまいました。名前は「せんなり」。お漬物にすると美味しいそうです。こちらもほんとにありがとうございました。
さっそく頂きますネ!!
今回、ある程度ここに行こうかな…とは思っていたのですが、予定をほとんど決めていませんでした…。やっぱり危険ですネ、ちゃんと下調べしなきゃ。でも、また忘れちゃうんだろうなぁ…。
とてもキレイな所だし、喉かな感じなのに、一人でなかなかスリリングな一日を味わっていたのでした…。
by gon_iroirophoto
| 2010-02-17 17:45
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